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働きやすい職場環境がもたらす効果

働きやすい職場環境がもたらす効果

働きやすい職場環境のもたらす効果 その1

農作業時の環境を整備することは事故を防止する手段の一つですが、作業現場のみならず、男女別のトイレや更衣室、食堂や休憩室の設置といった、広い意味での職場環境を改善することは、従業員の過度な疲労やストレスを軽減させ、心身のバランスを良好に保つのに役立ちます。快適な職場環境は従業員にとって魅力ある職場であり、人が集う明るい元気な職場になっていきます。また、不注意や体調不良に起因する農作業事故も減るかもしれません。

香川県 (株)Sunso
掃除の行き届いた休憩室

香川県 (株)Sunso
女性のロッカールーム

平成4年5月に労働安全衛生法が改正されて、快適な職場づくりが事業者の努力義務とされました。このとき厚生労働大臣から「事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針」(快適職場指針)が公表されましたが、これに基づいて快適職場推進計画を作り、それを実行した事業場へのアンケート結果からは、「職場への愛着や生産性も向上して、企業イメージの向上につながっている」「事業場全体で安全衛生への関心が向上し、職場の改善が進んでいる」ことがみてとれます。従業員の心身の安定は、企業側も予想しなかったたくさんの波及効果を生んでいるようです。特に「従業員の少ない事業場でより多くの効果があった項目」が1従業員の技能・能力の向上、2従業員の確保・定着率の向上、となっており、大きな注目ポイントといえます。次ページのアンケート結果をご確認いただくとともに(図5)、詳細は以下の安全衛生情報センターのHPからアクセスしてみて下さい。
https://www.jaish.gr.jp/user/anzen/sho/ankz01.htm

快適職場推進計画を実行した結果、「効果あり」と評価できる事項について

安全衛生に関すること

図5 安全衛生に関すること
(複数回答可)

職業全般に関すること

図5 職業全般に関すること
(複数回答可)

従業員の少ない事業場でより多くの効果があった項目

従業員の技能・能力の向上

図5 従業員の技能・能力の向上

従業員の確保・定着率の向上

図5 従業員の確保・定着率の向上

「平成 16 年度快適職場づくりのもたらす安全衛生等に関する効果」についての実態調査
〜中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター HP より抜粋

働きやすい職場環境のもたらす効果 その2

快適な職場環境づくりの方法の一つに「作業方法の改善」があります。例えば重いコンテナを運ぶ重労働も、中味を分けたり、小さい容器に移すことにより、女性でも容易に行えるようになります。またその容器が持ち難い場合は、取っ手をつけたり、手を入れる穴をあけると持ちやすくなり、足下に落としてケガをする危険も減ります。「重労働だから、男性がやる」「危険だから、女性には無理」というような思い込みを捨てて、従業員の声を聞きながら改善を進めることが大切です。
以上のことから、「職場環境の整備」や「作業方法の改善」が、農作業事故防止と働きやすい職場づくりに大きな影響を及ぼすことがお分かりいただけたと思います。労働環境改善の方法では、それぞれの具体的な方法や取組みについて紹介していきます。

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