家族経営協定について知りたい
現在、働き方改革に関心が持たれており、国としても、長時間労働をなくし効率的な働き方によって生産性を高め、同時にワーク・ライフ・バランスに配慮し生活にゆとりを生み出そうとしています。
家族農業経営での働き方改革を進めていく上で、「家族経営協定」が役立つのではないでしょうか。家族経営協定は、「パートナーシップ経営」と「ワーク・ライフ・バランス」の確保に有効です。
そこで、「家族経営協定」を知り、それぞれの家族に合った協定(ルール)を作ってみましょう。
家族経営協定とは
家族経営協定とは、家族農業経営にたずさわる各世帯員が、意欲とやりがいを持って経営に参画できる魅力的な農業経営を目指し、経営方針や役割分担、家族みんなが働きやすい就業環境などについて、家族間の十分な話し合いに基づき、取り決めるものです。
対話を活かし魅力ある農業経営を築く 〜家族経営協定の持つ意味〜
このパートでは、対話を活かして魅力ある農業経営を築くための手法として、農村現場で長年にわたり取り組まれてきた家族経営協定のもつ意味を、端的かつ体系的に紹介したいと思います。
以下では、「対話は農業の展開力を育む」〜「家族経営協定の普及推進の着眼点について」で全体像を集約し、その中でも家族経営協定の真髄に触れる部分を、一層噛み砕いて述べるため、最後2記事に「もっと詳しく」という項目を2点設けています。
対話は農業の展開力を育む家族経営協定が目指してきたもの農村現場が開発してきた家族経営協定の特質 〜その多様性や普遍性〜各種の法制度・政策等との関係で家族経営協定を考える家族経営協定の普及推進の着眼点についてもっと詳しくその1 〜家族経営協定は話し合いを促す手段もっと詳しくその2 〜法人化後も家族経営協定は活かせる
- ポイント
- 家族経営協定はまず家族内の話し合い(対話)が出発点です。家族内での話し合いには「夫婦でしっかり話し合いたい」をご活用ください。
家族経営協定に関する実態調査・締結事例
家族経営協定に関する実態調査や、締結事例を紹介します。
(農林水産省WEBサイトへリンクしています。)